子どもを撮る

子どもが小さいころはどうしても子供の写真を撮ることが多くなりますよね。毎日一緒にいるので、撮るのが簡単そうに見えてなかなか難しいのが子供の写真。もちろんどうやって撮っても我が子はかわいいのですが、せっかく撮るのならもっと可愛く撮りたいですよね。子供を撮るときにはちょっとしたコツを抑えることでより自然にかわいい笑顔を撮ることができます。ここでは、そういったコツをご紹介しましょう。
「ハイ、チーズ」に合わせてポーズを取る子どもはかわいいのですが、気が付くと同じような写真ばかりになってしまったりしていませんか?子どもはカメラを向けられてポーズを求められると、どうしても毎回同じポーズを取りがちなので、結果的に着ている服が違うだけで同じような写真がアルバムにいっぱいなんてことになりかねません。子どもの写真を撮るときには、ポーズを求めることなく自然な姿を撮るほうがかわいく撮れることもあります。たとえば、友達と一緒に遊んでいるときの楽しそうな笑顔は、カメラに見せる笑顔とはまた違いますよね。難しいパズルを真剣にやる姿や、鉄棒に取り組む姿など、その時々の子どもの姿を切り取って残すことができるのが写真の魅力ですから、できるだけそういった自然な姿を残してやりましょう。撮るときには決して全身を映すことにこだわらず、上半身だけをアップで撮ったりするほうが躍動感のある写真になるのですが、あまり近づくと子供はカメラに向かってピースをしようとするので自然なショットになりませんよね。そこで、望遠を使って少し遠いところから子供の姿を狙うといった方法もあります。もちろん小さなお子さんは離れているときに危険がないように注意しながら撮影するようにしてください。
また、子どもを撮るときには、目線を子どもに合わせることも大切。上から見下ろしたような写真ではなかなか子供の笑顔はとらえきれません。できれば膝をついて、子どもの顔と同じ高さから写真を撮るようにします。子どもとお話をしながら撮るのもいいですね。撮影に必死になるあまり、ママやパパが怖い顔をしていたのでは子どもの顔も自然とこわばってしまいます。子の明るい笑顔を引き出すためにも、和やかで楽しい雰囲気で撮影に臨みましょう。

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