カメラの種類

カメラにはいろいろな種類があります。もちろんメーカーなどによる分け方もありますが、それ以前に撮影方式や記録の方法などでもいくつかの種類に分けられます。たとえば、ほんの10年ほど前までは、フィルムカメラが主流でしたが、現在ではほとんどがフィルム不要のデジタルカメラとなっており、販売されているものもほとんどがデジタルカメラです。撮った写真がすぐに確認できるデジタルカメラに対して、現像するまで確認できないフィルムカメラは、利便性こそデジタルカメラに劣りますが、それが写真の醍醐味だといって使い続ける愛好家もいます。
現在主流となっているデジタルカメラの中でも、いくつかの種類に分けることができます。まず最も多く販売されているのがコンパクトデジカメ。通称コンデジとも呼ばれる小さなカメラです。小さいとはいえ、その性能は年々進化しており、現在のコンデジは、初期のデジタル一眼レフを超えるような画素数のものも少なくありません。しかも、価格競争が激しいこともあって価格もかなり安くなっており、2〜3万円程度でかなり使い勝手のよいものを買うことができます。かなり小さいのでバッグの中でもかさばらず、日常的に使うのにはとても便利なカメラです。とりあえずカメラを買うのならば、まずはコンデジを買うのが無難でしょう。コンパクトカメラでの撮影に物足りなくなったら、デジタル一眼レフを使うのもおすすめ。通称デジイチとも呼ばれるデジタル一眼レフは、コンデジをはるかに上回る画質で写真を撮ることができます。レンズの交換が可能なので、高倍率の望遠レンズも取り付け可能で、背景をぼかして被写体が浮き上がったように見える写真は、デジイチ独特のものです。動きのある写真なども撮りやすく、素人でも簡単に美しい写真を撮ることができます。多少扱いが難しかったり、かさばるので持ち運びが楽ではありませんが、写真の質にこだわる人は、一度使うと手放せないと思います。
その他、最近人気が高まりつつカメラとして、コンデジとデジイチのメリットを掛け合わせたミラーレスのコンデジです。通常、一眼レフの中には鏡が入っていて、レンズを通ってきた映像を反射鏡に写し、それを写真に映します。このカメラは反射鏡がなくてみも撮影が可能にしたために、カメラ本体をコンデジ並に小さくすることに成功しました。しかもデジカメのようにレンズを交換できることから、コンデジよりも美しい写真を手軽に撮ることができます。一眼レフに比べるとかなり小さいので、持ち歩くのにも便利で、いかにもといった一眼レフを持ち歩くのに抵抗がある人にも人気です。

カメラ徹底ナビTOPに戻る

カメラ徹底ナビ
ページのトップへ戻る